新しいことを始める時のコツ・・・誰か教えて

By 2010/10/06 No tags Permalink

なんか新しいことを始めようと思ったら、その前に掃除し始めちゃう、とか、デスクの片付けを始めちゃうのって僕だけなのでしょうか。ついでに本棚とかまで片付け始めてしまって昔読んだ本とかまんがとかがザクザク出てきて、無駄にそれも読んでしまうとかって僕だけッスか。勢い余って卒業アルバムとかまで開いてしまいノスタルジー的な感傷に浸っちゃうのって本当にオイラだけなのでしょうか。いちいちメンドクサイです。

今、書籍のデジタル化に関する議論がどんどん盛り上がっています。アメリカじゃ一足早く電子書籍マーケットが確立されつつあります。今後はどんどん本が電子化されてデバイスの中にのみ存在するものとなるのでしょうかね。あれ、そうなったら、なんか新しいことを始める時に、恒例の本棚を片付ける、という作業ができなくなっちまうのか。

・・・って、そんなことないか。何かを始める時には本棚を片付けなきゃどうにもならない以上、本がすべて電子化されることはないでしょうね。

770472_coffee_ 話は逸れてしまいましたが、何も特別新しいことを始める時だけではなく、毎日朝会社について適当にメールとか見てグダグダして、さて、どうやってビジネスモードに切り替えましょうか。まじ良いアイデアがあったら教えて欲しいです。お願いします。

書籍が出版されます。マジっす。

By 2010/10/05 No tags Permalink

いやー。前回のエントリから5ヶ月も経ってしまいました。実はこの間セコセコと本を書いてました。毎日毎日作文をしていると、その他のところで作文をする元気がなくなってしまい、結果的にブログもなかなか更新できませんでしたとさ。まぁ、そんなの言い訳っすね。

そんなこんなで苦労した執筆作業ですが、先日無事入稿を終え、現在著者校正中です。現在手元には本になる前の、かつ、本ではない原稿の状態のもの(コイツをギョーカイ用語でゲラと言うらしいッス)があり、そこに赤ペンで修正を加えていくわけです。紙に修正すると書き直しができないので、僕は当然ながら紙をiPhoneでスキャンして、その写真にOneNoteで手書きの赤色を加えていくって感じで作業を進めています。

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11月中旬に講談社から刊行予定で、タイトルは

『戦略思考』の教科書

に決まりました!なんか参りますね。ちなみにタイトルを決めたのは僕ではありません。今回僕を担当してくれた講談社の編集者の方が、何度も何度も原稿を読み返した上で、タイトルを一生懸命考えてくださいました。ありがたや、ありがたや。

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戦略と言っても経営戦略ではなく、一人ひとりのビジネスマンが如何にして戦略的に考え、行動するか、そしてビジネスを拡大していくのか。このあたりの具体的な実践手法、というか、僕がマイクロソフトでやってきたことを本としてまとめたのが本書です。難しいことは一切なし。ビジネスの成果ってのは意外にほんの少し考え方や行動を変えてみるだけで、大きく変わったりするのかもしれません。それを戦略的にやるとより効果がデカイことを僕は経験しました。そして戦略的に考えるには、コツが必要なんです。しかも、そのコツってのは僕が実戦できるくらいだから大したもんじゃないんですよ。これまじッス。

若手ビジネスマンだけでなく、中堅以上のリーダーやマネージャにこそ読んでもらうために1日8時間以上は寝ずに書きました。もし、本屋さんで偶然見かけたら、何かのご縁だと思って必ず買ってください。宜しくお願いします m(_ _)m

ひと目でわかるOneNote 2010 出版のお知らせ

By 2010/06/29 No tags Permalink

マイクロソフト勤務時代から OneNote の素晴らしさに惚れ込み、OneNote の啓蒙活動に勤めてきた私たちではありますが、このたび日経BP社より、ピアズ・マネジメントとして門脇香奈子さんと共著で「ひと目でわかるOneNote 2010」が出版されましたので、ご報告致します。

OneNote なんて聞いたことない、よくわからん、という方が大半だと思いますが、今回リリースされた Microsoft Office 2010 からは Professional版だけでなくHome and Business版にも同梱された Word/Excel/PowerPointと並ぶ Office の標準ツールです。

私たちのマイクロソフトにおける最強の仕事術を陰で支えたツール、それが OneNote です。本書では、ただのノートツールとは少し次元が違う OneNote の操作方法から、具体的な使用例までわかりやすく解説されていますので、これを参考に OneNote をぜひ一度使ってみてはどうでしょうか。そして OneNote から生まれる新しい発想とアイデアで、この不況を吹き飛ばしましょう!

世界が注目する未来の実験場

By 2010/06/23 No tags Permalink

こんにちは。
ピアズ・マネジメントの中林です。
『「課題先進国」日本で生きる』の四回目です。

皆さんもよく目にされると思いますが、メディアが人口問題を取り上げる機会は実は少なくありません。間接的なものも含めると、テーマとしてはかなり多い部類に入るんじゃないでしょうか。

ただ、直接我々が見聞きした範囲となりますが、業種・規模問わず経営者やマネージャ、自治体の管理職、中央省庁の官僚など、この種の問題に敏感だろうと思われる方々でも、全国はもちろん自県の将来人口推計と、そのインパクトを押さえている方はほとんどいらっしゃいませんでした。(もしまだの場合はココでご確認を)

誰しもが漠然とした危機感はあるものの、遠い将来の話であったり、国家レベルの話であったり、なんとかなるんじゃないのという他人事だったり、いずれにしても自らが積極的に関与する話ではないというイメージを持っている方が多いように感じます。

しかし、文字通りに避けて通れない問題ですから無関心は論外としても、無責任な悲観論も根拠のない楽観論もいずれも無益です。しっかりと眼を前に向け、希望を持って一歩ずつ前進するためには、まずこの現実を直視して、マクロ・ミクロの視点から自社のポジションをとらえ直してみることが必要となります。

そしてもう一点、さらに重要なことがあります。
それは、日本にはどの国もまだ経験していない未来の実験場があると考えて、個々の企業が新しいモデルを生み出すことに、自ら進んでチャンレンジすることです。

この実験場で生み出される未来の経営モデル・事業モデル・組織モデルは、成長戦略としての新たな投資先を生むはずですし、日本のあとを追うように次々と超高齢社会を迎える先進諸国やアジア諸国に対して、日本企業が提供できる巨大な価値になるのではないかと思います。

では、その新しいモデルはどうやって生み出されるのか。

何かいい解答があれば楽なのですが、こればかりはあるプロセスを経ると必ず良いモデルに行き着くというわけにはまいりません。ここで重要な成功要因となるのは、新しいモデルにたどりつくための飛躍を生み出す「土壌」です。言い換えると「人」であり「組織」あり「ソーシャルグラフ」です。今日の日本において最も重要な課題の一つとされているのは生産性の向上ですが、これを劇的に向上させるのは、この土壌の整備にかかっていると言って過言ではないでしょう。

超高齢社会という誰も逃れられないやっかいな問題に対処するためには、社会や経済活動の中核を担う6千万人ひとりひとりの劇的な生産性向上が必要不可欠です。

世界中が注目する未来の実験場「日本」において、一人ひとりが心の持ちようを変える、働き方を変える、組織を変える、社会のしくみを変える、ということに自ら進んでチャレンジし、その結果として国家としての競争力を高める新しいモデルを生み出していくことが、いま我々が取り組むべきことではないでしょうか。

「それは飛躍しすぎだ」というアイデアが飛び交う組織が、たとえば一つのモデルとして我々の頭の中にイメージされています。民間・公共問わずそんな組織が増えたら、日本を支配するこの嫌な空気をきっと変えられるんじゃないかと考えています。

次回は、「変革と人材育成にかける」をテーマにお送りします。

事業継続マネジメント(BCM)は戦略論?

By 2010/06/11 No tags Permalink

先日、大手・中堅企業 総務管理部門のマネージャや中小企業の経営者の方々を対象に、事業継続マネジメント(BCM)に関するセミナーを行ってきました。

BCMは「弁証法」である。
BCMは事業の目的の明確化である。

こんな命題を置いてBCMを戦略論としてとらえ直し、その本質に迫ろうとした異色のコンテンツで話をしてみました。評価はまっぷたつに割れるかな…と予想していましたが、フタを開けてみると総じて良い評価だったので少々びっくりです。皆さま、本当にありがとうございました。

映像がないので、**ビデオの件など「核心部分」をお見せ出来ないのが残念ですが、当日のプレゼン資料(Prezi)で雰囲気だけでもお楽しみください。

http://prezi.com/bin/preziloader.swf

中林秀仁