【フィリピン留学ブログ】 Congratulations の場面が違う!?

フィリピンにて友人が誕生日を迎えたときの話です。

私は何とはなしに、「Cngratulations on your birthday!!」と祝いの言葉を伝えました。すると近くにいた先生にCongratulationsは誕生日を祝うニュアンスではないと指摘を受けました。どんなシチュエーションでも訂正してくれるなんて素敵です・・・祝いの気分が。

冗談はさておき、私はそれまで長きにわたり勘違いをしていました。

Congratulationsは「おめでとう」を表す皆さんも良く知っている言葉でしょう。

例えば、卒業式では「Congratulations on your graduation」、素晴らしい成果には「Congratulations for your big accomplishments!!」というように、Congratulationsには何かしら努力をして勝ち取るという意味が含まれています。

そのため、誕生日や新年などの普段通り生活をしていれば起こる出来事を祝う際には、Congratulationsではなく、こちらもよくご存知の「Happy birthday とか Happy new year」 となるわけです。先生に説明を受け、なるほどと納得しました。

ちなみに、結婚した際のおめでとうはどうでしょうか。

Congratulations on your marriage. と言うこともありますが、前述の通り、この語には努力して勝ち取ったものというニュアンスがありますので、女性に対してはあまりいい意味ではないでしょう。

なぜなら、こんな感じに聞こえる可能性があるからです。

おめでとう!よくがんばったね。一生懸命努力したもんね!彼と結婚するために必死になってたもんね!本当におめでとう!!

このような意味に取られたらたまったものではありませんので、ほかの言葉でお祝いしてはいかがでしょうか。I’m glad to hear your marriage!!とかですかね。

ちなみにCongratulations は常に複数形です。これは祝福の気持ちをたくさんこめていますという意味があるそうです。

こちらの動画はイギリスのスターシンガー、クリフ・リチャードによる「Congratulations」です。気分を軽快にしてくれるポップ調ですので、よろしければ聴いてみてください。

 


 

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記憶を定着させるコツ

インプットばかりの現代

10年前に比べれば、現在の僕らは想像もできないほど大量の情報を簡単に入手することが可能になったような気がします。スマホやクラウドのおかげでいつでもどこでも手軽に情報にアクセスできるわけですもんね。そんな大量の情報を蓄積するために、様々なツールが登場してきました。例えばそんなツールの代表格といえば Evernote がそうですね。もちろん僕も Evernote のヘビーユーザーです。

 情報に簡単にアクセスできるのはとても素晴らしい環境であることは間違いありません。でも、最近僕自身気になるのは、スマホアプリで読んだ内容をほとんど覚えていないことです。もちろん、読んだ時に Evernote に放り込んだりもしてますが、Evernote にクリップしたことすら覚えていないわけです。これは年齢から来る記憶力の低下だけはないような気がしてなりません。だと信じたいのです。

覚えきれないから「スマホにメモ」ではダメな理由

当たり前ですが、スマホでWebサイトをクリップしたり、リンクをメールで送信したりするのはとても簡単で手軽ですが、それゆえに、簡単に忘れてしまうわけです。忘れても良いじゃないか Evernote のメモを見ればわかるんだし、最悪 Google 検索すれば直接Webサイトにアクセスできるし、と思いますか?

 僕はこれではダメだと考えています。なぜならば、知識というものは僕らの頭の中でデータベースのように、決まった場所で、決まった形式で保管されているわけではないからです。どういうメカニズムで記憶と情報の取り出しをしているのかはわかりませんが、もっとイイ意味でいい加減です。このいい加減さによって、ある日突然、あの情報と、この知識と、その経験がくっついて、全く新しいアイデアがスパークするわけです。

 この時に、知識や情報が不足していたら、頭の中でそのようなアイデアの熟成は起きません。もちろん、それだけでなく、議論や討論の時に知識不足を補うためにいちいち Evernote やら Google 検索なんかをしているようでは、ディカッションをリードすることなんてできっこないでしょう。

そう考えるとこれだけITが進化した現代においても、やはり頭に詰め込む知識は極めて重要なんじゃないかと思います。それがなければ新しいアイデアや、最適な問題解決もなかなか出て来ませんから。

記憶を定着させるコツ

ちなみに僕が実践している記憶を定着させるコツは、とにかくアウトプットです。インプットをどれだけ効率化しても記憶にはなかなか定着しません。でも、環境的にも手軽なため、多くの人がインプット(=スマホやアプリなどを駆使すること)に比重を置いているのが現実でしょう。それに対してアウトプットとは、

  1. 感想文を書く
  2. 誰かに教える

 

この二つが基本です。もちろん、感想文と言っても原稿用紙に書く必要はありません。 Evernote で十分です。ここでの Evernote はインプットではなくアウトプットのためのツールとして活用しているわけですね。もっと短ければ、読んだ記事などに感想をくっつけて Tweet をするというのもあるでしょう。もちろん、アウトプットの文章は長いほど記憶に焼き付くので、本気で覚えたければ Tweet する程度ではなく、本気で作文して、ブログにでも書いた方が良いでしょう。これだけで記憶は50%くらいは定着する気がします。

 そして、それをさらに誰かにレクチャーなどをすれば、その記憶は80%、90%と高まっていくわけです。これはよく聞く話ですが、誰かに教える時は、そのために自分自身がもう一度内容をあらためたり、相手が理解できるように噛み砕いたりするわけですから、その過程でよく覚えられるわけです。僕自身、マーケティングに関する知識や経験は実践で積んできたつもりですが、やはり本を書く時に、あらためて原書を読み直し、わかり易い表現を考える中で、記憶がよく強く定着したことは間違いありません。

 学生の頃から英単語カードや年表や公式など一生懸命インプット作業に時間を費やしていましたが、アウトプットの方がよっぽど確実に覚えられるという大原則にもっともっと早く気づいていれば、あんなに多くの時間を勉強に費やす必要もなかったのではなかろうかと悔やんでいる次第です。

 インプットよりもアウトプットの方が頭を使うので面倒と言えば面倒ですが、インプット、アウトプットをバランス良くやれば、結局記憶はよく強く、そして早く定着するのではないかと思います。