フィリピンでの留学生活の間はひたすら復習と予習、そして宿題をしていました。特に最初の内は書くことは出来ても、いざ会話になると流暢に話せない。そんなことが多く結構ストレスもたまっていました。
たくさんの宿題の中でも、毎日の日記は大変だった記憶があります。(今思えば、内容は一日に起こったことをただ書いていた小学生の夏休みの宿題のようなもので、もう少ししっかり書いて欲しかったです。あの頃の自分にそう伝えたい。。。)
それでも大変だったわけです、当時の私には。
そんな日記で起こった、ちょっとした話です。
週末を迎えるとやはり、学校から外に出て現地のショッピングセンターや、日帰り旅行などで平日に鍛えた英語力を試すと同時に、ストレス解消をしてました。そして、週明けの授業ではこの週末どこに行った、何をしたかなどを授業の冒頭で先生とやりとりする流れが出来ていました。(先生ごとに繰り返しあるわけですが、ある意味同じ内容を数回話すことで、意外といいトレーニングだった気がします。)
その中でも日記を宿題としていた先生の場合、休みの日は日記免除でしたので週明けは金曜日に書いた分の直しと、そのあと休日の出来事を五分間でまとめて話すといったことをしてたわけです。
そんなことが数週間もたち、かなり慣れてきた頃に先生に日記の内容で賞賛を受けました。
「Wow!! You are good student because you did your homework throughout last weekend right!? I’m so happy!!」
「(はて、なんのことだがさっぱりだけど)・・・Of course!!!」
しかし、先生とも長い付き合いでしたので一種の冗談でした。なぜこんなことになったかというと、私の文法が間違っていたからです。
“by”と”until”
この二つを混同していたために、私は素晴らしい生徒になったわけです。一瞬だけ。
“by”と”until”には以下のような意味があります。
「~までに」と「~まで(ずっと)」
“by”は期限を意味する「~まで」
こんな感じです。
I will do my homework by Sunday.
日曜日までに宿題をする。
“until”は継続を意味する「~まで(ずっと)」
こんな感じです。
I will do my homework until Sunday.
日曜日まで、ずっと宿題をする。
・・・そうです。”until”を使ってしまうと勉強大好きな、素敵な生徒になるんですね。
お気づきの通り、私は文法上は正しいが内容上大いなる勘違いを生んだ”until”の文を日記に書いていました。そういうわけで、先生は私に上述の言葉をかけてくれたわけです。(結局先生には間違っていることが簡単にばれていました。それはそれで少し悲しい)
そんなわけで、このような経験があるとニュアンスをつかむのが中々難しいほかの前置詞でも、自然に使い分けが出来るようになります。(すこしこじつけですが)フィリピン留学の際は日記を留学中に書くことを是非お勧めします。
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