世の中には、恐ろしいことが沢山あります。歯医者に行くこと、注射を打つこと、ゴキブリに遭遇することなどです。これらは僕が幼少の時より恐れていることです。たぶん、今でも怖いです。しかし、最も恐れていたことは、人前で話しをすることです。それは、大学に入学した頃より、プレゼンテーションに進化しました。
恐怖を和らげるためプレゼンテーションを発表する時は事前に、念入りにスライドを作り、頭の中で台詞を何遍も反芻させ、このスライドはこの話しとあの話しそれとこれとこれもと準備を怠りませんでしたが、いざプレゼンテーションを発表すると準備した話しの半分以上は飛んでしまい、結局何を伝えたいのかよくわからないという有様でした。その後は、見事に自信を失くす、失敗する、の悪循環を繰り返すマーフィーの法則が達成されました。
そんな僕でしたが、なんとPreziと出会いプレゼンテーション恐怖症を克服しました。少し話しを盛りましたが、Preziを使うようになりプレゼンテーションが楽しくなったのは本当です。
なぜならPreziはプレゼンテーションのスタイルに革新をもたらしたツールだからです。Prezi以前のプレゼンテーションツールでは一枚のスライドで5分程度話していました。スライドを右から左へ流しながら一生懸命にプレゼンテーションの内容を説明し、教えようとしていました。しかし、Preziは一枚の巨大なキャンバス上をプレゼンターが道案内をしながら聞き手と共に、新たな知見を得るための冒険を共にするこれまでにないプレゼンテーションスタイルをPreziは示してくれました。
Preziをより有効活用するための法則がありますので、いくつか紹介します。Preziの1つのパスで話す時間は30秒程度にすること、パスはパワーポイントのスライドのようなものです。1パスをおよそ30秒にすることで、あれを話そうこれを話そう病を克服して、聞き手とコミュニケーションを図れるようになります。さらに、プレゼンテーションの持ち時間に合わせて、プレゼンテーションを作成できるようになり、”「8枚目、9枚目のスライドは時間の都合で割愛させていただきます、後ほど資料で確認してください」”スライド割愛病をも防ぐことができます。例えば、持ち時間が50分ならば、100パスまでに抑えることで、持ち時間を守り、内容も余すことなく伝えることができます。それと、出来る限り、Preziの内容の事前配布はしないでください。聴衆からアテンションを得難くなります。必要がある場合は、プレゼンテーション後に資料を配布した方が効果的にプレゼンテーションを演出することができます。最後に、たとえPreziを使っても、プレゼンテーション練習は絶対に必要です。むしろパスの数が多い分、パワーポイント使う時より入念に練習してください。
未だに、僕もプレゼンテーション恐怖症の克服途上です。しかし、一度プレゼンテーション成功させ、少し自信がつきました。これを繰り返せば、いつの日にかプレゼンテーション恐怖症を克服できると信じて邁進します。
今後、Preziに関する情報を定期的に発信をします。共に、プレゼンテーション恐怖症を克服して、プレゼンテーション楽しめるようなったら良いなと思います。是非次回以降もご覧ください。
プレゼンテーションツールPreziの特徴と効果的な活用方法を説明したPreziです。こちらも参照してみてください。