オフショア開発のデメリットとして、即時対応が難しく、タイムラグが一日以上あることがあげられます。しかし、Your Days on Lifebookのインド人エンジニアチームのレスポンススピードは国内開発と同等、もしくはそれ以上のスピード感で開発をしています。通常、変更指示をすると2〜3分内に返信があり、その後、優先課題の場合は直ぐに修正作業に取りかかります。
本日は、Amazonが提供するクラウドコンピューティング•サービス「Amazon Web Services」のAmazon EC2を用いて、クラウド•サーバーを構築します。AWSは「初期投資を抑え低コストでサービスを開始できる」、「トラフィックに対応して柔軟にスケーラビリティが可能」、「99.95%の可用性、堅牢なセキュリティー」、などAWSメリットは上げれば切りがありません。
ただいまアジャイルがダメか、良いかで(ごく一部の限られた社会で)大変な盛り上がりを見せているようです。僕も職種こそプログラマからコンサルタント、マーケティング、営業へと変化していったものの、サラリーマン時代は一貫してソフトウェア業界に生息してました。今にして思えば、僕がソフトウェア業界でキャリアを積んだ時期とアジャイルが世に広まった時期はほぼ同じだったようです。マイクロソフトの Visual Studio に Team Systemが登場した2005年に、日本中を飛び回って Visual Studioを使ってイテレーション開発をやりましょうなんて説いて回ってましたしね。そんな僕ですから、もちろんアジャイル側の人ってことになるでしょう。
エリック・レイモンドさんは「伽藍とバザール」の中で小さなカーネルから始まった Linux を称賛しました。現にそれが今や社会を支える基盤といえるほどまで成長し、またオープンソースという思想をも広める重要な役割を果たしました。そして Linux がこれほど成功した裏側には、90年代のコンピュータの世界に、それ以前から脈々と育っていたハッカー文化があったおかげであることは間違いありません。そんなハッカー文化と非常に強い親和性を持つアジャイル開発と、日本の行政機関や金融機関、あるいは巨大製造企業の電算部門から発展したウォーターフォール型の日本のIT企業は残念ながら簡単にはわかり合えないというのも仕方ないのかもしれません。