留学中に当時公開していたバットマンの最新作「ダークナイト・ライジング」を友人と先生数人で観に行きました。
ちなみにフィリピンの映画館ではチケット代が200ペソ弱でしたので、(3D上映の場合は100ペソ程度上乗せ)¥400しないぐらいで観ていたんですね。(現在は1ペソ=¥2.3と円安なので少し高くなっていますね)
日本のチケット代と比べると格安です。
しかも足元がとにかく広い、そして劇場内も広く、空いている。基本的に入れ替え制。あと、おもしろかったのは、上映中に普通に話をしていること。全国共通なのかはわかりませんが、数回観に行ったうち100%の確率でおしゃべりしてました。しかしながら、そんなに気にならないんですね。なぜなら、観覧人数に対して劇場があまりに広くて、自分の周りには知り合いしかいない状態でしたので。(はたして黒字なんだろうかと疑ってしまうほどです)
もちろん、映画には日本字幕はおろか、英語字幕すらありません。
初めて観に行ったときには、悲しいかなほとんど意味が分からない。でもまあ、映画ですからなんとなく内容はわかるのでニコニコしながら観てました。ひたすら。
そして「ダークナイト・ライジング」。
私事ですが、お気に入りの俳優の一人がヒース・レジャーでした。残念ながら彼は亡くなってしまいましたが、ジョーカー役を務めた「ダーク・ナイト」を何度観たことか。
そんなわけで、その続編であるこの作品にはとても期待をしていたわけです。そして留学中に上映されることを知った私は、もちろん観に行きました。
映画の内容はともかく、これを観に行ったときには留学期間も終盤に差し掛かっていましたので、自称英語中級者の気分でした。過去の映画では苦汁をなめたわけですが、今回は違う、そうはりきっていたわけです。
いざ映画がが始まると、なんとなく内容はわかる。内心ほっとしている私。
しかし、ある衝撃的な事実が明らかになりました。
バットマン・・・何を言ってるのか、まったくわからないよ。
困りました・・・というか途中から笑えました。もう、本当に何を言ってるのか理解不能。
もともと、バットマンことブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベイルの声が聞き取りにくいなと感じていましたが、バットマンになると大変です。是非ご覧になってみてください。
そんなこんなで、映画も終わり、内容はともかく楽しい時間を過ごしました。
そこで一緒に観ていた先生に、恥ずかしながらバットマンが何を言っていたかまったく聞き取れなかったことを報告。
すると、なんと先生も時々訳が分からなかったと言ってました。もちろん意味はわかるけど、非常に聞き取りにくかったとのこと。
その後数日は、その先生と会う度にバットマンの声を真似ていたことは言うまでもありません。
最後に、日本で上映される際には日本字幕版を観ることになる訳ですが、英語を全て訳しきれていないところなどが散見されます。日本語字幕を観ながらも、英語の音に耳を傾けてみてください。
意外と簡単な文章で会話をしていることも多いですよ。
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