イノベーションを起こすような新しいアイデアを生み出すことは大企業にとっても勿論ですが、起業を志す者、スタートアップ企業にとっては今後、生き残れるかどうかの分水嶺となります。しかも、スタートアップ期には新しいアイデアを実現するためのヒト•モノ•カネが不足する傾向があります。今回は、ヒト•モノ•カネを少しでも補うためのサービスを紹介します。
1.クラウドファンディング
起業をする前後はたいていの場合、売上がほとんどありません。そのため、どうにかして事業運転資金を確保する必要があります。通常の場合、経営者自身または家族•友人が資金提供者になるスイートマネーまたは金融機関もしくはベンチャーキャピタルから借り入れていました。近年、インターネットを経由して不特定多数の人々から少額の資金提供を集められるサービス、クラウドファンディングが活発になっています。このサービスのメリットとして、集められた金額などから事業を起こす前に市場調査が可能である、またマーケティング効果もあること、資金提供が購入型方式の場合は完成製品が発売前に事前予約されていることになるためリスクを軽減できるなど、良いことずくめのサービスです。しかし、勿論デメリットもあります。例えば、資金の持ち逃げ、製品が未完のまま終わる、完成品の納期遅れなどです。しかし、今後期待されるサービスであることに変わりはありません。
•Kickstarter
Pebbleスマート腕時計が$10,266,844集めるなど、2012年3億2,000億の資金を集めた、アメリカで最大級のクラウドファンディングプラットフォーム。
•CAMPFIRE
アメリカに比べるとまだ小規模だが、2012年284のプロジェクトで約9,200万を集めた日本最大級のクラウドファンディングプラットフォーム。
2.クラウドソーシング
世界中の人に必要な時に必要なだけ、仕事を不特定多数の人に業務を委託できるサービスです。海外のクラウドソーシング会社には発展途上国の人が多く登録しているため、資金が不足しがちなスタートアップ期にうまく活用できれば、ヒト•モノの不足を克服することができます。
•oDesk
世界最大のクラウドソーシング会社、およそ90万人以上のフリーランスが登録をしている。企業も多数登録。
•Lancers
日本最大のクラウドソーシング会社、コンペ式、タスク式、プロジェクト式と依頼に合わせて柔軟に対応する仕組みがある。
3.おまけ
Startup Stay
起業家同士をつなぐサービス。カウチサーフィンの起業家ヴァージョン。フレッドさんが新しいアイデアや新しいサービスを一緒に始めるきっかけになればと立ち上げたサービス。
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