1/fの揺らぎを感じる作業用BGM配信サービス4つ(すべて無料)

こんにちは。今日は久しぶりに雨が降っています。雨の日はなんか落ち着きます。実際、雨の音や電車の揺れ、川のせせらぎなどは人をリラックスさせる働きがあるそう。

これらすべてに共通して含まれているものがあり、それは1/fのゆらぎと呼ばれるものだそうです。なんか厨二的な響きです。 聞いたことはあったんですが、詳しく知らないのでWikiで調べてみると、
[quote align=”center” color=”#999999″]1/fゆらぎ (エフぶんのいちゆらぎ) とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは0よりおおきい、有限な範囲をとるものとする。(wikipediaより)[/quote]

意味がわかりません。

とにかく規則正しい音とランダムな音の中間の音が人を落ち着かせる効果があるそうです。また音ではなくて、ろうそくの火の揺れだとか、木漏れ日などの視覚的なものにも1/fゆらぎは存在しているようで、 確かに見ていると落ち着く気がします。ただ1/fのゆらぎはちゃんとした科学的根拠はまだないそうです。

今回はこのような1/fのゆらぎを感じることができる、BGM配信サービスをご紹介します。

RANYMOOD.com

ひたすらエンドレスに雨音を流すサイト。ただそれだけの、とてもシンプルなサイトです。時々、雷の音や小鳥のさえずり、車が通る音が聞こえて楽しいです。

JAZZ and RAIN

こちらは雨音と共にジャズやクラシックをエンドレスに流してくれるサイト。ジャズだけでなくクラシック、ラウンジなども選べるので気分に合わせて変更できます。プレイリストも作成できるそうです。

nature sounds for. me

このサイトでは自分で環境音を組み合わせて再生出来ます。自然の音や動物・昆虫の鳴き声、キッチンや花火の音など本当にいろいろな音が50種類くらいあるので、自分好みの音を組み合わせてみてはどうでしょうか。 また他の人が組み合わせた音が公開されていたり、作った音をエクスポートすることが出来るなど、機能が豊富です。

coffitivity

このサイトは上記のサイトたちとは趣が違ってカフェの音をエンドレスに流してくれるサイト。Webサイトのデザインがオシャレです。カフェでよく作業する人は自宅でも疑似体験できるので使ってみていかがでしょうか。静寂の中で作業するよりも少し音があったほうが生産性があがるそうです。

いかがでしたか。個人的にはJAZZ and RAINがシンプルなのでよく使っています。リラックスしたいときにはもちろん、集中したいときなどにもどうぞ。

【フィリピン留学ブログ】格安アジア周遊のすすめ

フィリピンには日本からも格安航空が就航していることは以前のブログでも述べておりますが、もともとフィリピンには格安航空が就航しており、プロモーション価格を利用すればフィリピンからアジア諸国に格安で訪れることが可能です。

格安航空では定期的にプロモーション、つまりセールが実施されています。

日本で増えてきている格安航空会社も実施しておりますので、常に情報を把握されておきたい方は、メール会員登録やSNSでお気に入りに追加しておくといいでしょう。海外はもとより、国内の移動にもセールは適用されますので、毎年決まった時期に帰省されるのであれば、かなり費用を抑えることができるはずです。

少し話しがそれましたが、上述したように格安航空では定期的にセールが実施されます。これを利用しない手はないのです。

フィリピンに留学している間に時間を作れるのであれば、成長著しいアジア圏を周遊、視察することはとても有意義な経験になりますので是非ともお勧めします。

ちなみにフィリピンのマニラからは、インドネシア・シンガポール・タイ・ベトナム・マレーシア・台湾・韓国・中国・香港などのアジア諸国にセブパシフィック航空で渡航ができます。

プロモーション価格もとんでもないときには・・・

片道のチケット代が100ペソなんてこともあるんです。

・・・何て日だ。

もちろんそれに手数料が追加されるわけですが、それでも日本から向かうよりは断然安く抑えることができます。

是非一度セブパシフィック航空のページをご覧ください。

日本語版のページもありますが、せっかくですから英語で見てみてください!!

セブパシフィック航空へはこちらから!!

また留学が長期にわたる方にはちょっとしたテクニックになりますが、VISAの更新日などを計算して、ちょうどのタイミングで一度フィリピンを出てアジアを周遊し、またフィリピンに戻ってくる。

これで21日までは再びVISAなしで滞在が可能となる、という方法を利用されている方も私が留学をしているときにいらっしゃいました。

それに、こちらに挙げた国々には短期の滞在であれば、インドネシア以外では日本人はVISAの申請が免除されています。(インドネシアも空港到着時にVISAの取得が必要となりますが、要件を満たしていれば取得に問題はありません)

このような状況を活かして、フィリピン留学の間に少し足をのばして、外から日本をみる経験をして頂きたいです。


 

First Wellness English Academy
Go GLOBAL!!

 

 

 フィリピン留学についての詳細はこちらから

 

文化の衝突

衝突する2つの聖都

イエス=キリストを始祖とするキリスト教はローマ帝国のユダヤ地区で細々と始まりました。その後、ローマ帝国の弾圧になんとか耐え、約250年後、キリスト教はローマ帝国の国教となりました。西ローマ帝国の滅亡によりローマ=カトリックはカール大帝の戴冠までの間、コンスタンティノープル教会の支配下に置かれていました。カール大帝戴冠により、ローマ=カトリックと正教会=コンスタンティノープルの衝突は避けられない事態になりました。

受験で世界史を選択した方は記憶させえられたであろう年号の1453年に東ローマ帝国の難攻不落の都市コンスタンティノープルはオスマン帝国に陥落させられましたが、この事件より50年前に同じキリスト教を信仰する西ヨーロッパ連合=第4回十字軍により、こっそり征服されていました。十字軍は元々、異教徒であるイスラム教から聖都エルサレムを奪還するために設立された組織でしたが、第4回十字軍は正教会=コンスタンティノープルを攻略し、略奪、殺戮を繰り広げました。その結果、キリスト教国家の相対的な力の低下を招き、イスラム教=オスマン帝国に長らく東ヨーロッパの大部分を支配されることになりました。

オタクの聖地はどこ?

オタク(アニメ、漫画、ラノベ)の聖地はどこでしょうか。勿論、秋葉原だよ、と思うかもしれませんが、秋葉原がオタク界の一等国になったのはつい最近の出来事です。1990年代後半より徐々にアニメオタク人口が増加し、2004年に放送された電車男の影響により一般の人々から秋葉原=アニメオタクの街として認識されるようになりました。

しかし、秋葉原は元来、アニメの聖地だった訳ではありません。1980年代に電気街として有名になり、1990年代前半にはコンピュータの街になりました。それでは、どこが元祖、オタクの聖地だったのでしょうか。答えは、池袋です。池袋は手塚治虫、藤子不二雄が居住していたトキワ荘があり、オタク界を牽引する土壌が形成されており、秋葉原が台頭してくるまでオタク界の一等国の地位にありました。

生存戦略、しましょうか!

秋葉原陣営は既に100店以上のオタクショップ(アニメート、K-books、とらのあな)を設営しています。対する池袋陣営は、15店程度の拠点しか設営できていず、窮地に追い込まれていました。そのため、池袋陣営は生き残りを賭けて、女性向けオタクショップに特化する戦略を採用しました。

先日、僕が池袋のK-booksに行った時、店内に25名程度のお客がいましたが、男性は僕一人でした。今後、アニメグッズを買うため、秋葉原もしくは池袋に行く場合は購入目的に合わせて街を選択した方が有意義な買い物を楽しめると思います。ちなみに、秋葉原が台頭する以前は、池袋に男性向けの商品と女性向けの商品が両方陳列されていたため、店内では男性も女性も視線を落とし、目を合わせないようにしていたそうです。

明日への扉

ローマ=カトリックとコンスタンティノープルの対立により、オスマン帝国=イスラム教が漁夫の利を得ました。萌え文化と腐女子文化がこのまま対立して、お互いの力を削ぐことになってしまったら外国諸国に漁夫の利を得られる結果になり兼ねません。イデオロギーの違いを乗り越え、共に世界に輝く日本のポップカルチャーを発信できたらいいなと思います。

本日のおすすめアニメ 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 第1話

クールジャパンをお仕置きキボンヌ

世界に広がるクールジャパン

21世紀日本の主要産業は何になるでしょうか。自動車、家電、精密機器の分野で日本は世界トップレベルの技術があります。しかし、目下、発展途上国の安い人件費、為替リスク、テクノロジの平準化によって、競争はますます熾烈で、厳しいものになるでしょう。

では日本が海外に絶対に負けない強みはなんでしょうか。私は日本文化だと思っています。今、欧米の人達も健康に良い日本食を積極的に取り入れています。スティーブ・ジョブズ哲学の一つは日本が世界へ広めた禅です。このように世界に広がる日本文化ですが、その中でも最も人気(で、私が最も得意)なのは日本のポップカルチャーです。例えば、ポケットモンスターは世界中の子供から愛されています。ポケットモンスターの市場規模は全世界で3兆円を越えるといわれています。

しかしながら近年、ポップカルチャーも海外勢に押され始めているのではといわれはじています。アニメの絵コンテは韓国、中国に外注され、アイドル世界においても、少女時代、KARA(韓国内の人気はイマイチ)などK-POPに押されつつあります。このままでは日本のポップカルチャーもやばいと、昨日までは思っていました。

藤本美貴10周年記念ライブ

昨日の藤本美貴10周年記念! 『1夜限定!完全復活! ミキティー』大感謝ライブ!はこのような弱気の心配を雲散させてくれました。

土下座

で崇拝の姿勢を示しながら、

ミキティミキティミキティミキティミキティミキティ
ミキティミキティミキティミキティミキティミキティ
美貴さま美貴さま美貴さま美貴さま美貴さま美貴さま
美貴さま美貴さま美貴さま美貴さまオシオキキボンヌ

そう僕達は美貴様にお仕置きして頂きました。どうです、ここまで調教されたファンがK-POPにいるでしょうか。韓国のアイドルも素敵と思いますが、日本のアイドルは歴史の重みが違うと感じました。アイドルとファンが紡ぐ共創の世界がそこにありました。アニメの世界も日本が世界基準となっている現在、外注がどうのと瑣事にとらわれず、新たなトレンドを発信し続ければ問題ありません。

つながる時代の共感戦略

2013年、インターネット人口は世界人口の3分の1にあたる23億人、さらにFacebook登録ユーザー数が10億人いる”つながる世界”、共感時代になると言われています。最もメジャーな共感企業はAppleです。ライバル企業には宗教と揶揄されるほど熱心のAppleファンはiPhone発売日の3日前よりAppleストアに並び誰よりも早くiPhoneを手に入れようと頑張ります。さらに、iPhoneの良さを自身のブログ、SNSで宣伝してくれます。もちろん、高いお金を払って。

世界にAppleと以上の共感ビジネスを構築できているのは日本のアニメ、アイドルしかありません。美貴さまのコンサートのエッセンスを他分野産業にも適応できれば、21世紀、日本が世界最強の国家になる日も近いんじゃないかと思います。最後にオシオキキボンヌをより詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。

オシオキキボンヌ

伽藍か?バザールか?

ソフトウェア開発永遠のテーマ

ただいまアジャイルがダメか、良いかで(ごく一部の限られた社会で)大変な盛り上がりを見せているようです。僕も職種こそプログラマからコンサルタント、マーケティング、営業へと変化していったものの、サラリーマン時代は一貫してソフトウェア業界に生息してました。今にして思えば、僕がソフトウェア業界でキャリアを積んだ時期とアジャイルが世に広まった時期はほぼ同じだったようです。マイクロソフトの Visual Studio に Team Systemが登場した2005年に、日本中を飛び回って Visual Studioを使ってイテレーション開発をやりましょうなんて説いて回ってましたしね。そんな僕ですから、もちろんアジャイル側の人ってことになるでしょう。

 

「アジャイルがダメだと思う7つの理由」から始まったアジャイル論争の現時点のまとめ

 

議論の内容自体は、上記サイトを参考にしてもらうとして、色々と考えさせられました。そして、あらためて思いました。アジャイルかウォーターフォールかの議論は10年以上経ってもあんまり変わってないんだな、と。

 

開発方法論に良し悪しはない

たとえば、実体経済よりも一歩先行する金融経済の世界では、超巨大で、超複雑で、しかも極めて高いセキュリティが要求される超高度なシステムが日々運用されています。現代の金融機関にとってはまさにシステムこそが命ですね。そのような巨大なシステムをアジャイル手法で開発するというのはやはり想像できません。東京スカイツリーやエンパイヤステートビルを事前の構造計算や設計、人員計画、必要な部材の調達計画なしで建造することは不可能だと誰にでもわかるでしょう。

一方で今、ビジネスの世界でのキーワードはコンシューマライゼーション(消費者個人)です。昨今のテクノロジの進歩によって、毎日のようにどこかで斬新なサービスやソフトウェアが生み出され、それがSNSを始めとするインターネットを介した新しいコミュニケーションツールによって世界中に広まっていく、このような現象はほんの数年前まではなかったことです。そうなると必然的にトレンドが移り変わる速度も加速することになります。

同じ金融機関であっても、今度は基幹系とは異なる情報系システム、たとえば「新婚カップル向け新築ローンアプリ(アベノミクス対応)」などの場合、あれこれソフトウェア開発の計画を立てて、社内稟議を回して、ダウンロード数の予測を立てて、なんてやるのは馬鹿な話です。こちらは、それこそ開発計画や詳細設計などを作る暇があるなら、さっさとアジャイル手法で動くものを作ってしまい、実際にユーザーのレビューや反応を見ながらアップデートを繰り返し、機能を拡充していくのが正しい戦略となります。3週間で開発して、運用しながらアップデートをして、半年後には運用終了なんてことが実現できるわけですからね。

 

伽藍かバザールか?

エリック・レイモンドさんは「伽藍とバザール」の中で小さなカーネルから始まった Linux を称賛しました。現にそれが今や社会を支える基盤といえるほどまで成長し、またオープンソースという思想をも広める重要な役割を果たしました。そして Linux がこれほど成功した裏側には、90年代のコンピュータの世界に、それ以前から脈々と育っていたハッカー文化があったおかげであることは間違いありません。そんなハッカー文化と非常に強い親和性を持つアジャイル開発と、日本の行政機関や金融機関、あるいは巨大製造企業の電算部門から発展したウォーターフォール型の日本のIT企業は残念ながら簡単にはわかり合えないというのも仕方ないのかもしれません。

ご存知の通りインターネットの登場によって主に金融や情報が国境を自由に越えて行き来するようになりました。しかし、今世界経済のトレンドは、グローバルな自由化です。今後は金や情報だけでなく、ヒトやモノがもっともっと激しく流通するようになるでしょう。日本にいると全然気づきませんが、本当に今世界は凄まじいスピードで変わりはじめています。

「バザール方式」よりも「伽藍方式」を得意としてきた日本のIT企業は、バザール方式のダメな所を探すよりも、むしろうまく取り込む必要があるのではないかと思います。僕らピアズ・マネジメントでは、これを「城下町方式」と呼んでいます。日本の城下町は、中心に立派な天守閣があり、その周辺に自由闊達なる商工業の町が形成されていました。どちらが良いという二者択一ではなく、両方です。この両方をバランス良く成長させることで、経済的にも、軍事的にも強い国(藩)となったのではないでしょうか。重要なのは「伽藍もバザールも」ってことです。

 

最後はやっぱり人

日本のソフトウェア開発者に求められるのは、どちらの開発手法が良いのかを議論することよりも、両方に精通し、それぞれの良いところを柔軟に取り入れながら、社会や消費者が求めているシステムを素早く提供していくことではないかなと思います。なぜならば、ソフトウェア開発方法論の議論は、最後は必ずそれを実行する開発者の能力にかかっているという結論に行き着きますからね。